その他バレエ
2017.07.20

バレエ鑑賞を120%楽しむコツとバレエ発祥からの歴史について

<はじめに>

言葉によってではなく、音楽・躍りによって物語を演じる舞台舞踊がバレエです。

言葉による明確な説明がないので、舞台で起こっていることに常に気を配り、しかも流れてくる音楽にまで耳を傾けなければなりません。

初めのうちは、とにかく状況を把握するのに必死で、内容に関する感想をもつことなんて出来ないという人も少なくありません。

しかし、そんなバレエ鑑賞を楽しめるようになる方法が3つあります。

1つは、何度も何度もバレエ鑑賞を続け、バレエ鑑賞に慣れるという方法。

しかしこれは、相当な忍耐力を必要とするため、成功例はないに等しいでしょう。

2つめは、バレエの舞台関係者(特に、役者)と仲良くなるという方法。

知り合いがいるということで、鑑賞へのポテンシャルが上がります。

しかし、これでは本当にバレエを楽しめているわけではありません。

そこで私が最もお勧めしたい3つ目の方法は、実際にバレエというものを体験することです。

自分自身で体験することでバレエの本質に触れ、バレエを演じる楽しさも知ることが出来るのです。

<バレエの歴史>

バレエの魅力を語るのに、バレエの歴史を語らないわけにはいきません。

バレエは、(諸説ありますが)ルネッサンス期のイタリアが発祥だといわれています。

しかし、急成長したのはその後、フランスに渡ってからでした。

最初の間は、フランスでも宮廷貴族の余興として演じられていただけでした。

ところが観るだけではなく、自分自身も踊り始めた貴族がいました。

そう、皆さんもご存知、ルイ14世です。

彼の躍る姿を見て、他の貴族たちも派手に着飾って踊り始めました。

また、ルイ14世は王立の劇場も建てたのです。

しかし、彼も人の子。

亡くなってしまいます。

そこで登場したのが、舞台を観るだけだった庶民の人たちです。

はじめの頃は男性ばかりでしたが、次第に女性の役者も現れてきます。

こうしてストーリー性の強い物語を進行させる「バレエ・ダクシオン」の時代が到来したのです。

最初は貴族たちの影響もあって、役者は派手な衣装で、女性の靴は高いヒールでした。

しかし1832年マリ・タオーニという天才バレリーナが妖精を演じるためにつま先(トゥ)で立ってふわふわと舞うように踊る技法(ポワン)を用いました。

これにより、舞台は大盛況。

バレリーナ達は、皆してこの技法を習得し、踊ったのです。

この頃のバレエを「ロマンティック・バレエ」といいます。

ここから舞台はロシアに移ります。

ロシアでも宮廷文化として繁栄したバレエは、マリウス・プティバによってほとんど今の形に確立されました。

「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」の三大バレエが出来たのも、このときです。

また、皆さんが良く知るバレリーナの衣装「クラシック・チュチュ」も出来ました。

これは、バレリーナの美しい足を隠すのはもったいない!!という理由だったそうです。

この頃のバレエは「クラシック・バレエ」と呼ばれます。

そして20世紀に入ると時間調節などのためあった群舞を止め、装飾的な従来のバレエよりも物語の内容に焦点をおいたバレエが始まります。

これまでの形式にのっとらないこの傾向は、なんとチュチュもトゥシューズも捨て去り、裸足で自由な服で踊る「モダン・バレエ」となったのです。

長くなりましたが、これがバレエの歴史です。

貴族の高等な趣味として、着飾って派手派手しかったバレエが、落ち着いて荘厳な雰囲気を持つものになり、最後には裸足で踊るようになったとは!!

バレエとは、堅苦しいだけではないんです。

<バレエを経験するということ>

さて、大変長らくおまたせしました。

実際にやってみる楽しさについての話に移りましょう。
(とはいっても、私はクラシック・バレエを専門的にやってきたのでそこが中心とはなってしまいますが。。。)

いろいろなバレエがあるとは言いましたが、すべてに共通しているのは「並大抵な努力では躍りこなせない」ということです。

普通に生活してきた人ならば、足を180度開いて上体を前に倒したり、頭の上に足を上げたりなんて出来ません。

それどころか、1日休んでしまえば、次の日はほとんどトゥを履かせてはもらえないこともあります。

まあでも、これはプロの話です。

小学2~3年生を過ぎた体は古くなったゴムのようにのびにくく、曲がりにくいのです。

大人になって、ちょっとやってみようと思ったら体が曲がらなくて。。。

私には無理だったと挫折する人も多いようです。

ところが、どれほどゴムのようだといったって私たちは人間なのです。

めげずに、少しずつでもほぐしていけば、人によっては開脚180度は可能なんです。

体が柔らかくなれば、急なアクシデントでも体を痛めにくかったり、インナーマッスルを鍛えられるので、ダイエット効果もあるんですよ。

さらにバランス感覚も磨かれ、トシをとってもこけにくくなったり骨折や落下事故も防ぐことができます。
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また1つのことを続けていく集中力や、つらいことから逃げない我慢力までついて、普段の生活も、より有意義なものになるでしょう。

そうして、自分が努力して技術を身につけられた時の喜びを知ることが出来れば、客席から見ているだけでは分からなかった役者の思いも感じられるようになります。

普段から情景にあわせた音楽を耳にすることで、意識して音楽を聴く必要もなくなり、余裕を持ってバレエ鑑賞が出来るようにもなります。

<まとめ>

ロゴ

このように、バレエをするというだけで、柔軟性・集中力・我慢力がつき、リズムに合わせて体を動かすので、リズム感覚まで磨かれ、芸術鑑賞力も身につくのです。

さらにルネッサンス期から続く芸術の担い手となり、これからのバレエをつないでいく1人にもなれるのです。

以上、お読みいただき、ありがとうございました。

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