コミュニケーションメンタル
2016.11.24

「ゴールデンサークル理論」を知って選手やファンを熱狂させよう!│選手のスキルアップも加速させる

人を動かす、目標を達成する理論

こんにちは、GronGブログ編集部です。

早速ですが、「ゴールデンサークル理論」はご存知でしょうか?

世界の著名な人物が公園する「TED」の動画で17,000,000回以上再生され、

今なお人々に影響を与えるマーケティングコンサルタント”サイモンシネック”が提唱した理論です。

全ての行動は「why」(なぜやるか)を中心に考え、その後、「how」(どのように)⇒what(何を)と考えるのが成功者の共通点であるという理論です。

ゴールデンサークルを学ぶメリットを挙げておきます。

  • 指導者の意図がきちんと伝わる
  • 選手が自主的に練習するようになる
  • なぜその練習が必要なのかを理解し、目的意識を持って取り組めるようになる
  • 個々のパフォーマンス力が高まる

それではゴールデンサークル理論をご説明していきます。

ゴールデンサークル理論とは?

ゴールデンサークル理論を改めて説明すると、「Why(なぜ)」「How(どうやって)」「What(何を)」の順で想いを伝えると人々の共感を得られるという理論です。

  • 「Why」:ビジョン、信念、想い
  • 「How」:ビジョン、信念、想いを成し遂げ手段、方法
  • 「What」:商品やトレーニング内容など

スポーツに置き換えると、共感だけでなく、選手自身の考える力、最適な練習方法、最適な目標設定にも応用できる理論です。

多くの人が「what」から始めてしまう

多くの人、企業が「what」から始めてしまい、部下やお客さんの共感を得られず(反感を買う場合あり)失敗しています。

「what」からの失敗例
「what:何を」 (指導者)明日から毎日腹筋100回することにした (選手)「なんで腹筋をやらなきゃいけないんだ、だるい」
「how:どうやって」 (指導者)朝7時から30分間、基本の腹筋と腹斜筋を鍛える腹筋を繰り返す (選手)朝からしんどそう
「why:なぜ」 (指導者)… (選手)…

皆さんもご経験があるのではないでしょうか?

監督やコーチからいきなり練習メニューを言い渡され、やる意味が分からずやる気を失った経験を。

多くの人や企業はゴールデンサークルの外側から伝えてしまい、「why」を伝えないため、選手や社員のモチベーションを上げることに失敗しているのです。
これで続く!トレーニングのモチベーションを強烈に上げる5つの方法

そんな状態では、運動能力を上げたり、基礎体力をつけたりするのが難しくなります。

効率的ではなく、何より選手自身が楽しくありません。

アップルに熱狂的なファンが多い理由:「why」を伝えているから

ここからはTEDでサイモンシネックが語った内容を参考にしていきます。

周知の事実ですが、アップルには熱狂的なファンが大勢います。

コンピュータ関連製品は全てアップルで揃えたり、iphoneの発売に前日から徹夜して並んだりする人が大勢います。

すぐに完売するわけでもなく、1週間後に買いにいけば、普通に手に入るのにです。

アップルに特別な技術力があったわけではありません。

ではなぜ共感を生み、熱烈なファンがつくのか…

サイモンシネックはいいます。

それは「why」から始めたから、だと。

アップルは高らかに宣言します。

「私達は世界を変えられると信じています。

そして常に既存の考え方とは違う考え方をします。

世界を変えるために美しいデザインかつ機能性に優れた製品を世に送り出そうと努力するうちに、このような製品ができあがりました。

なぜ製品を作るのか、どのような世の中にしたいのか(why)を先に述べ、そのために違う考え方、美しく機能的なデザインが必要で(how)、

それを実現するのが製品(what)であるという順に説明しています。

そのための製品がMac‎,iphone、ipodなどとなり、人々の心を魅了し続けるのです。

アップルの独特の世界観(why)が人々を惹きつけるということです。

「why:なぜ」を示したとき、人は動く

優れた組織やリーダーは「why:なぜ」「how:どうやって」「what:何を」の順に考え、行動し、コミュニケーションを取っています。

先ほどの腹筋運動の例を改めて考えてみると、

「why」から始めた例
「why:なぜ」 (指導者)ミーティングで甲子園で優勝することが決まったようだな (選手)「はい!決まりました」
「how:どうやって」 (指導者)優勝するためには軸がしっかりしたカラダを作る必要がある。そのひとつが体幹だ (選手)「打者も投手も軸がしっかりしないとぶれるので分かります」
「what:何を」 (指導者)なので、明日から朝7時から30分間腹筋運動をすることにした。 (選手)「はい!」

内容を簡略化しましたが、whyから始めるのとwhatから始めるのでは目的意識が全く違います。

極端に言うと、whatから始める場合は「やらされてる感」が発生し、whyから始めると「する理由が明確でモチベーションを上げる」ことができるのです。

ビジョンや目標というwhyをきちんと伝えること。

それが人を動かす最大の秘訣ということです。

ゴールデンサークル理論は個人のスキルアップにも役立つ

ゴールデンサークル理論は人々の共感やリーダーシップ力を発揮するだけのものではありません。

個々のスキルアップにも役立ちます。

例えば、毎日素振りをしている少年を例にしましょう。

「what」からの失敗例
「what:何を」 素振りする
「how:どうやって」 夕食後に近くの公園でいつものバッドを使って
「why:なぜ」 (指導者)バッティングがうまくなりたいから

これだと「素振りをする」ことが目的になってしまって、本来の目的である「バッティングがうまくなる」ための最適な方法かどうかが分かりません。

素振りしないよりマシだと思いますが、ただ数を振っても上達しにくいのが現実です。

「why:なぜ」から始めてみましょう。

「why」から始めた例
「why:なぜ」 バッティングがうまくなりたいから
「how:どうやって」 欠点は足腰が弱いことと打撃フォームが安定しないことだ。ランニングとスクワット、コーチにフォームを見てもらおう
「what:何を」 (指導者)ランニング週2回、スクワット週2回、毎週コーチにフォームを見てもらう

このようにすれば、課題や目的意識がはっきりと、高いモチベーションで練習に取り組むことができます。

そもそも違う選択肢(練習法)を思いつき、そちらが必要だと気付くこともできます。

課題がはっきりしているので、それを克服しようと練習するため、スキルアップも早くなります。

適切な「why:なぜ」を示したとき、人は動く。

そのことをご理解いただければと思います。

おわりに

おわりに

いかがだったでしょうか?

意義や理由もなく「やれ」と言われて、やるのは小学生くらいまでではないでしょうか?

ビジョンや価値観、理念をきちんと伝えることの大切さをお伝えしたくて記事を書きました。

ビジネスでもスポーツでも同じだとです。

「why」から始めることを意識できたらと思います。

本日もありがとうございました。

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