コミュニケーションメンタルコントロール目標達成ノウハウ
2016.11.10

「原晋」監督のビジネス的6つの指導法│青山学院大初の箱根駅伝制覇に導いた驚異の手法

原晋監督…営業マンから箱根制覇の監督へ

こんにちは、GronGブログ編集部です。

本日は「「原晋」監督のビジネス的6つの指導法」について記事を書きたいと思います。

2009年に青山学院大学陸上部が33年ぶりに箱根駅伝出場、

創部96年にして初の総合優勝に導いた原晋監督は、一躍”時の人”となりました。

特に驚きなのが、箱根の出場経験がなく、10年サラリーマンを続けた箱根の素人という点です。

なぜ優勝できたのか、どうチームを作っていったのか…

そのあたりをお話していけたらと思います。

組織の育て方、モチベーションの上げ方、目標達成の方法など

参考になることが多いと思いますので、本日もよろしくお願いします。
これで続く!トレーニングのモチベーションを強烈に上げる5つの方法

原晋のプロフィール


原晋監督のプロフィールをご紹介します。

原晋(はら・すすむ)

誕生日:1967年3月8日

出身:広島県三原市

体型:176センチ・81キロ

経歴(陸上部):世羅高ー中京大ー中国電力ー青学陸上部監督

家族:妻(美穂さん)、子どもはおらず。

実績:(現役時):世羅高校3年時キャプテンとして全国高校駅伝2位、中京大3年時に日本インカレ5000m3位、中国電力創設後1993年主将として全日本実業団駅伝初出場。

(青学監督):2009年33年振りに箱根駅伝出場。41年振りのシード権獲得。「大学三大駅伝」初優勝。2015年箱根駅伝で初の総合優勝。2016年箱根駅伝2年連続優勝。

原晋監督の指導法


ここから原監督の指導法を紹介していきます。

スポーツだけでなく、勉強、ビジネスでも役立つ手法なので、ぜひ参考にしてください。

1.必ず目標設定をする

目標があいまいで、なんとなく日々の練習や仕事をこなしている人は非常に多いです。

しかし、それだと成長しにくく、いつまでも同じやり方、量、モチベーション(あるいは低下)でしてしまいます。
本田圭佑の名言がシビれる!│確実に夢を叶える方法と挫折の向き合い方

原晋監督は、年・月・週・日単位で目標設定をさせ、互いに達成度をチェックさせるようにしました。

サラリーマン時代の手法を陸上に当てはめた」と言っています。

原晋監督の目標設定の方法をまとめておきます。

1.目標から逆算して計画を立てる

やみくもに行動しているだけでは成果は上がりません。

理想のチーム、理想の自分、得たい結果をまず設定し、それを手に入れるために逆算して計画を立てましょう。

よく言われる「ゴールを決めて逆算して行動計画を立てる」ということです。
目標設定の方法とsmartの法則│夢・目的のために目標設定が必要な3つの理由

2.目標を長期・中期・短期で分けて考える

例えば、運動・ダイエットをしたことない人が10キロ痩せる!と言っても目標が大きすぎて行動できなくなります。

いつまでも遠い目標となってしまいます。

そうではなく、

  • (長期)1年で10キロ痩せる
  • (中期)6ヶ月で6キロ痩せる
  • (短期)3ヶ月で3キロ痩せる

などと設定し、さらに長期、中期、短期の中で、月、週、日単位の目標を設定していきましょう。

そうすることで、今やるべきことが見えてくるのです。

3.紙に書く

原監督は毎月、全部員に目標設定を紙に書かせているようです。

A4用紙に今月の目標や練習方法を書き出します。

その際、「半歩先」の目標を立てるようです。

つまり、頑張れば達成できる目標です。

そうすることで成功体験を多く積ませ、自信とモチベーションを与えていきます。

「年に12回、目標を達成する度に、毎月選手たちのテンションはどんどん上がっていく。

こうした精神的な栄養剤が選手たちには欠かせない」

4.数値で管理する

目標は数値で管理するのが基本です。

例えば、

  • 英語ができるようになりたい
  • 早く走れるようになりたい
  • 遠くへボールを飛ばせるようになりたい

これらはビジョンであって目標ではありません。
目的と目標の違いを知って、確実に成果を上げる人間になる!

ビジョンも大切です。

ビジョン(なりたい理想)があって、それを叶えるために目標があります。

その目標は数値で管理しましょう。

5.期限を決める

目標を数値で設定すれば、「いつやるのか」という期限もはっきりさせます。

期限を決めないと、次のようなことが起こります。

  • 今日はしんどいからやめとこう
  • 今日何するんだっけ

夢に日付を”という言葉がありますが、目標には期限をつけて取り組みましょう。

6.互いに達成度を話し合う

チームの仲間同士で見せ合うことで本当に達成しているのか、

達成できない原因は何かを話し合うことができます。

自分1人の考えでは思いつかなかった解決策を教えてくれるかもしれません。

2.選手に夢を語る:組織の方向性を示す

組織のトップが全体の方向性を示すことで、自分たちがどこに向かっているのかはっきりし、モチベーションが上がってきます。

部員たちにはこれまでの同好会的な意識からの切り替えを求めました。

「大学を挙げて箱根駅伝を目指すんだ」と私は語りかけました。

そこを理解できない選手の中には退部する者もいましたが、残った選手は理解してくれたと思います。

チームをまとめる者がどういう組織にしたいのか…夢を語ることが大切です。

その夢に共感できず、チームを去っていく人もいるでしょう。

それはある意味仕方ないのかもしれません。

色々な考え方があるからです。

しかし、強いチームを作るには方向性は示さなければなりません。

案外、会社やチームでそれが出来ていないところが多いですね。

3.規則正しい生活を徹底させる

全ての基本ですが、規則正しい生活を徹底させました。

消灯は22時、朝練習は5時30分から。

もちろん原監督も朝練習から参加します。

アスリートでなくても、次のような経験をしたことがあるでしょう。

  • 前日飲みすぎて今日頭がボーっとする
  • 寝不足で体が重い

しかし、ビジネス・スポーツに限らず、一流は自己管理を徹底しています。
イチローのメンタルに学ぶ!自分の精神をコントロールする思考法

基本中の基本ですが、規則正しい生活を心がけましょう。

4.チームカラーに合う人材を採用する

個人の能力も採用基準となりますが、

それ以上にチームカラーに合うかどうかを重要視するようです。

会社でいうと「社風に合うかどうか」ということですね。

「青学大の雰囲気に合う選手を勧誘しましたよ。頭の悪いやつ、しゃべりのできないやつはいらん。

顔つきで選びましたね。暗いやつは選びません。生命力を感じる子。

他には脚周りのパーツが良くて、肩幅が広くて、胸板が厚い子。心臓と肺が大きそうでしょ?」

それが青学のチームカラーでもあります。そんなチームカラーに合うような選手を選んできました。

もちろん、大学によっては違うチームカラーもあるでしょう。

チームカラーに合う選手を育てることが、最も効率的であるというのは、企業でも同じことが言えるんじゃないかと思います。

5.選手と信頼関係を築く

選手と信頼関係を築くかどうかが勝敗を決めるといっても過言ではありません。

監督の人柄、言葉、練習方法が信じられないと、トレーニングに身が入らなかったり、そもそも退部する者も増えるでしょう。

原監督と奥さんは、寮に住み込み、コミュニケーションを取ることで信頼関係を築いていったようです。

「卒業生と一緒に酒を飲んで夢を語るのが趣味」

寮でみんなと食事をするときも、静かに黙々とではなく、何でも話すようにしました。

これは競技にも大きな影響を与えます。普段からコミュニケーションをしておけば、

「こいつを裏切れない」という人間関係ができます。それが駅伝レースでは特に重要なんです。

家族は妻美穂さん(47)。子どもはおらず、夫婦で選手と同じ寮に住み込み「どんな彼女がいるかも知っている」と、選手たちを息子のようにかわいがる。

6.なぜその練習をするのか、理論を説明する

その練習をする意義を伝え、納得した上でトレーニングをさせていたようです。

「今の選手は理論で言わないと納得しない。ただ、理論だけでは男は動かない。お前のために、というのが必要」。

いつも「男たるもの、何かひとつやり遂げよう」と、選手が失敗しても勇気づけた。

理論を説明するには、常にトレーニングを勉強し続ける必要があります。

原監督自身、常に最新のトレーニングを学んでいることでしょう。

おわりに

いかがだったでしょうか?

原監督のやり方。指導法はスポーツだけでなく、ビジネス、普段の生活に活かせるものばかりです。

特に「目標設定の大切さ」を痛感させられます。

目標を設定して行動すれば夢は叶います。

本日もありがとうございました。

追記

今年2017年に行われた第93回箱根駅伝大会で青山学院大学が総合優勝を果たし、史上6校目の3連覇を成し遂げました。

原監督はこうコメントしています。

「13年間積み上げてきた伝統が今日花開いた。
私なんて箱根駅伝に出たことがないし、立派な選手でもなかった。
その男がここまで出来た」

「箱根完全制覇の青学監督「原晋」の壮絶な人生│業界の異端児。でも、「俺はやったるぞ」」

でも記事にしましたが、原監督は大学でコンパやパチンコに明け暮れ、社会人では目標を見失い、ケガもあって実質陸上部をクビになった人物です。

クビになった後、サラリーマンになり、新入社員と一緒に研修を受けた後、猛烈に働き、ビジネス手法と伝説的な営業売上を達成しました。

箱根出場経験がなく、約10年間、競技の現場から離れていた原監督ですが、

サラリーマンを経験したことは決して無駄ではなく、むしろメリットだったようです。

「全て無駄ではなかった。私は三流ランナーで、サラリーマンでも中国電力の一番下からはい上がった。だから、できない子の気持ちが分かる」
原監督の今後も見逃せませんね!
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グロング(GronG)編集部 グロング(GronG)編集部です。スポーツ・トレーニング・エクササイズ・ダイエット・健康関連用品の商品情報を発信しています。
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