メンタルメンタルコントロール
2017.03.19

なぜデキるスポーツ選手はプラス思考なのか?│ホルモンと思考、行動の関係

逆境こそ意識してプラス思考にすべき

こんにちは、GronGブログ編集部です。
本日はメンタルトレーナーの寄稿記事となります。
なぜプラス思考が大切なのかを説明していただきました。
マイナス思考が絶対にNGというわけではありません。
神経やホルモンとの関係も合わせてご説明していますので、本日もよろしくお願いします。

考えが感情と行動を強める

プラス思考

物事をプラスに考えるかマイナスに考えるかで行動が変わってきます。
行動が変われば、その結果も影響を受けるでしょう。
からだづくりは何を食べ、どうトレーニングするかで決まったいくように、どう考え、どう行動するか、その積み重ねが自分の未来を決めているといっても過言ではありません。
競技スポーツで、トップレベルの選手はほとんど例外なく物事をマイナス(否定的、悲観的、消極的、No、Can`t)ではなく、プラス(肯定的、楽観的、積極的、Yes、Can)に考えるといわれています。
プラス思考とは、物事を肯定的に、Yes、OK的に考えられるかどうかであり、物事を悪いほうに考え、クヨクヨ悩んだりしすぎる人はプラス思考が身についていないのかもしれません。
例えば職場の環境が悪いとイライラする人と同じ環境でもストレスを感じない人がいます。
後者は、感じていないのではなく、感じていないフリをしているのかもしれません。
前者はイライラして環境が悪いことがさらに気になり、さらなるストレスをつくり出してしまいます。
変えられない状況なら、それを受け入れるかプラス思考を実践するべきです。
また、スポーツにおける誤審問題も同様です。
試合の勝敗を決めるような大事な場面での誤審は、非常に腹立たしいはずです。
しかし勝つために、そこで何をすべきなのかは明らかです。
優れたスポーツ選手は窮地に立てば立つほど燃え、試合や人生の勝利に向かって一貫してプラスな建設的な行動をとるのです。
彼らのやっていることはすごくシンプルです。
プラスに考え続け、プラスの行動をとり続け、プラスの結果を目指す。
力及ばず、たとえ結果がマイナスであっても、あきらめずプラスの考え方と行動をとり続ける。
シンプルだけど、実際にやろうと思うとなかなかできないことです。

そしてそのシンプルな強さに、人は美しさと真実を感じるのです。

マイナス思考

困難や障害に出会ったとき

  • 「負けるかもしれない。」
  • 「出来ないかもしれない。」
  • 「失敗したらどうしよう。」

と考えることもできますが、

  • 「勝てるかもしれない。」
  • 「できるかもしれない。」
  • 「うまくいったらどうしよう。」

と考えることもできます。
マイナス思考は集中力をなくし、自信を失い、本来持っている力を発揮できなくさせます。
(この理由は後述します)
プラス思考は自分に力を与え、たとえ強敵に対しても挑戦していくことができます。
例えば、現在、自分が抱えている悩み事や心配事を1つ思い出してみてください。
そして以下のことを検討してみてください。

  1. その考えは、自分を高めるのに役立つか?
  2. その考えは、自分の目標を達成するために役立つか?
  3. その考えは、悩んでいることや困っている問題を解決したり回避するのに役立つか?
  4. その考えは、自分が望む気持ちをもたらしてくれるか?
  5. その考えは、事実に基づいているか?

Stop!

もしマイナス思考に気づいたなら以下のように対処しましょう。

1.まず自分のマイナス思考に気づく
  • 「これはマイナス思考だな」
  • 「自分は今マイナス思考だな」
2.マイナス思考を停止させる

心の中で叫び、自分に命令する。

  • 『ストップ!』
  • 『切り替え!』
3.否定的な状況も受け容れる。
  • 「OK、OK」
  • 「ええやんか」
4.プラス思考に切り替える。
  • 「可能性はある。最後までがんばろう」
  • 「まだまだ」
  • 「よし、やるぞ!」

なぜマイナス思考がNGなのか?~ホルモンと思考、行動の関係~


脳が全身に命令を伝えるとき、神経系、ホルモン系という2つの伝達方法があります。
神経系は、神経線維の電気信号による速い伝達で、からだを調節する電話的な伝達調整機能です。
神経系には、中枢神経(脳と脊髄)と末梢神経があり、脳、脊髄(中枢神経)から全身へ末梢神経が枝分かれしていて、シグナルを体全体に伝えます。
さらに末梢神経は、腕や脚を動かすなど、自分の意思で動かせる体性神経と、消化や心肺など自分の意思でコントロールできない自律神経とに分けられます。


ホルモン系は、内分泌器官が微量のホルモンを血中に放出し、それが器官に受容され、からだを調整する郵便的な機能です。
ホルモンは、ギリシア語で「呼び覚ます」という意味を持ち、眠っているからだを目覚めさせ、成長や代謝(たいしゃ)を促したり抑制させたりします。

不安や不満など「否定的な意識」を持つと、からだに「逃げ」の体勢をとらせる信号を出す神経系の回路が働き出します。
このような不安神経回路は不安体験が多い人ほど発達しており、少しでも不安回路が働くとそれが神経を通じてあちこちの器官に伝わっていきます。

さらに内分泌器官から、不安のホルモン:アドレナリンが放出され血液に混じって全身に運ばれます。

不安の量に伴いホルモンの量も変化します。
人が生きていくうえで、あるいは競技スポーツでは、適度なアドレナリンが必要で、多すぎても少なすぎてもいけません。
アドレナリンが少なすぎると闘争心や筋力が発揮できません。
多すぎると緊張しすぎたりあわてたりしてしまい、いわゆる「アガり」状態になってしまいます。
一方、チャレンジ、やる気、楽しさ、自信、決意、闘争心、エネルギッシュ、気迫、強さ、粘り強さなど「肯定的な意識」を持つと、脳下垂体からTRH(チトロピン放出ホルモン)が放出されます。
TRHは「集中力のホルモン」ともいわれ、全身の60兆個の細胞は活性化され、体は柔軟に動ける体勢をとり闘志満々となります。
同時に副腎皮質ホルモンも分泌され、病気やケガの回復力も高まるといわれています。

行動が感情と考えを強める


例えば悲しくて泣いていると、さらに悲しくなってしまったり、面白くて笑っていると、大したことでなくてもさらに笑ってしまいます。
また例えば、受験で残り日数を壁に貼ったり、日々の仕事やトレーニングの日記をつけたりすると、その継続性は高まります。
何かマイナスの行動をすると、マイナスの考えや感情が強められ、また何かプラスの行動を行うと、プラスの考えや感情が強められ、さらにそれを継続しようとする傾向があります。
歩きたての幼児が、壁に頭をぶつけたり転んで泣いて学んだり、社会で生きていく過程で失敗したり怒られたり、人間は生涯マイナス思考を積み重ねて成長していきます。
だからマイナス思考はいけないことではありません。
マイナス思考は自然に無意識に自動的に行われます。
しかし逆境に対して、逃げずに戦うという積極的な行動は、目標や目的を持ち、意識していないとできません。
マイナスのことは言わず、行動せず、逆にまるで勝者のようにプラスに考え、プラスに行動すれば、さらに夢や楽しさに満ちたプラス思考とプラス行動が強化されます。

やる気が出ないとき


スポーツでは、「やる気」は、「動機(モチベーション)」とほぼ同じ意味で使われます。
何度倒されても立ち上がり、勝利を信じて立ち上がるボクサーのように、完走を目指し走り続けるランナーのように、結局、強い選手とは、状況がどうであろうと、楽しさ、自信、強さ、粘り強さなど、理想的な心理状態や行動を維持できる選手のことなのです。
やる気が出ないときは、とりあえずやる気がある人間のように行動しましょう。
無理にでもそうしていると、 知らないうちに本当にやる気が出てくるでしょう。
明るくなって、周りの人に声をかけたくなってしまうかもしれません。
これは行動に思考や感情が引っ張られた状態で、アウトサイド・イン(外面から内面へ)といわれます。
逆に、ポジティブな言葉や思考で行動が強化されることを、インサイド・アウトといいます。

おわりに

ロゴ
いかがだったでしょうか?
思考と行動は密接につながっているということですね。
マイナス思考は自然に発生しますが、逆境こそ意識してプラス思考にして活気よく壁を跳ね返しましょう!
本日もありがとうございました。

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