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ノンカフェイン!麦茶の魅力について詳しく解説

坂口 真由香
坂口 真由香
管理栄養士(寄稿)
最終更新日:2021.05.17

日本では緑茶と並んで一般的に飲まれている「麦茶」。キンキンに冷えた麦茶は夏の風物詩ですよね。

普段から当たり前のように飲んでいる麦茶は、カフェインを含まない飲み物の代表でもあります。

今回のコラムでは「麦茶のカフェインとその魅力」について解説します。

麦茶とは

麦茶のはじまりは縄文時代といわれています。古くから日本には大麦を炒って飲む習慣があり、今もなおその製法は受け継がれているのです。

今となっては手軽に飲めるようにティーパック式が一般的に流通していますが、本来は大麦の種子を殻付きのまま炒って、お茶のように煎じます。

麦茶の原料は大麦の種子。一般的に六条大麦や二条大麦が使用されています。中でも六条大麦が多く流通しているようです。六条大麦は、麦茶ならではの香ばしくほんのり苦い味を好む方にオススメです。

ビールの原料としてお馴染みの二条大麦は、デンプン質が豊富で大麦の甘みを楽しめるのが特徴。苦いのが苦手という方は、二条大麦の麦茶をオススメします。

麦茶の栄養

エネルギー1kcal
タンパク質
脂質
炭水化物0.3g
ナトリウム1mg
カリウム6mg
カルシウム2mg
マグネシウム
リン1mg
亜鉛0.1mg

麦茶抽出液100g当たりの栄養価
食製品データベースより[1]作成

麦茶にカロリーはほとんどなく、日常摂取する飲み物としてオススメです。

また麦茶にはミネラルが含まれています。ミネラルは身体のはたらきを正常に保つ上で欠かせない栄養素です。とくに夏場は汗をかくため、ミネラルが不足しがちです。そんな夏場の飲み物として麦茶が愛用されているのは、ミネラルが含まれていることも理由のひとつでしょう。

麦茶のカフェイン

麦茶のカフェイン

麦茶最大の魅力はカフェインを含まないことです。日頃皆さんがよく飲まれている緑茶や紅茶、ウーロン茶にはカフェインが含まれています。もちろんカフェインには眠気を抑制したり、利尿作用など嬉しい働きがあります。

しかしながら過剰に摂取すると、かえって寝つきが悪くなったり、興奮、吐き気などが出ることも。とくに小さな子どもは大人よりも影響を受けやすいため、気をつけたいものですね。

また妊娠中のカフェイン摂取についても気にされている方が多いのでないでしょうか。妊娠中のカフェイン摂取量が多いと、妊娠関連の症状と関係なく流産のリスクが高まると報告されているのです[2]

よって妊娠中は1日200mg~300mg未満にするように推奨されています。コーヒー1杯あたりのカフェイン摂取量は成人によって異なりますが、1日1杯~2杯のコーヒー消費は問題ないと考えられています[3]

麦茶はノンカフェイン。子どもや妊娠中などカフェインを気にする方にとって、麦茶は安心して摂取できる飲み物です。

麦茶の効果

麦茶の効果

血流改善効果

麦茶にはピラジンと呼ばれる成分が含まれており、ピラジンは血流改善効果が期待されています。麦茶250mlと水250mlを摂取して血流を測定した研究によると、麦茶を摂取すると血液の流れが短縮されたと報告されています[4]

抗酸化作用

麦茶には抗酸化作用が期待されています。抗酸化作用とは活性酸素を抑制する働きのことです。ワインに含まれるポリフェノールやお茶のカテキンなどがよく知られていますね。

麦茶には「カテコール」や「ゲンチシン酸」などのポリフェノールが含まれており、抗酸化作用が期待されているのです。ただし緑茶に比べると抗酸化作用は弱く、飲料効果は小さいと考えられています[5]

まとめ

古来から親しまれてきた麦茶。ノンカフェインで子どもからお年寄りまで、誰もが安心して摂取できる飲み物でした。

多くのお茶にはカフェインが含まれています。しかしカフェインにはメリットも沢山あります。自身のライフスタイルに合わせてお茶をセレクトしてみてくださいね。

参考文献

1. 文部科学省 食品成分データベース

2. Weng, X., Odouli, R., & Li, D. K. (2008). Maternal caffeine consumption during pregnancy and the risk of miscarriage: a prospective cohort study. American journal of obstetrics and gynecology, 198(3), 279-e1.

3. Morgan, S., Koren, G., & Bozzo, P. (2013). Is caffeine consumption safe during pregnancy?. Canadian Family Physician, 59(4), 361-362.

4. Suganuma, H., Inakuma, T., & Kikuchi, Y. (2002). Amelioratory effect of barley tea drinking on blood fluidity. Journal of nutritional science and vitaminology, 48(2), 165-168.

5. 梶本五郎, 鬼武直子, 奥田浩子, & 村上智嘉子. (1999). 麦茶の抗酸化性と抗酸化成分. 日本食品科学工学会誌, 46(2), 67-74.

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坂口 真由香 管理栄養士(寄稿)
坂口 真由香
管理栄養士(寄稿)

管理栄養士、日本糖尿病療養指導士、フードコーディネーター、サプリメントアドバイザー保有。大阪市内400床病院で6年間、献立作成や慢性期から急性期疾患の栄養管理に従事。糖尿病などの慢性疾患を対象に年間4,500件ほどの栄養相談・サポートを経験。

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