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腸活で話題の「フラクトオリゴ糖」とは?

坂口 真由香
坂口 真由香
管理栄養士(寄稿)
最終更新日:2021.01.29

腸活で注目されている「オリゴ糖」。オリゴ糖といってもイソマルオリゴ糖やガラクトオリゴ糖、フラクトオリゴ糖などさまざまな種類があります。

中でも「フラクトオリゴ糖ってよく聞くけど……。いったいなんなの?」と疑問を持ったことがあるかもしれません。

今回の記事では「フラクトオリゴ糖」について詳しく解説していきます。

フラクトオリゴ糖とは

まず砂糖の構造を知ることで、よりフラクトオリゴ糖を理解できます。

砂糖はブドウ糖に果糖が結合しています。この結合を切り離すハサミ(消化酵素)をもっているため消化できるのです。

一方でフラクトオリゴ糖はブドウ糖に果糖が1個~3個結合しています。しかしながらフラクトオリゴ糖は、ブドウ糖と果糖を切り離すためのハサミ(消化酵素)をもっていないため消化できません。

消化できないけれども腸内でさまざまな働きをすることから注目されているのです。

砂糖とフラクトオリゴ糖の違い

低カロリー

砂糖の味わいに近いフラクトオリゴ糖。低カロリーのため、お菓子に利用されたり、シロップなども販売されています。そのため料理に活用されている方も多いのではないでしょうか。

だたしまったくカロリーがないわけではありません。腸内細菌によって発酵(分解)されるため、砂糖の半分(2kcal/g)はあるといわれています。カロリー半分で砂糖に近い甘さがあるため、ダイエット中に砂糖の代わりに活用するのもよいでしょう。

腸内での嬉しい働き

フラクトオリゴ糖にはプレバイオティクス効果があるといわれています。

プレバイオティクスとは腸にとって有用な腸内細菌を増殖させ、有害な細菌の増殖を抑制し宿主の健康をサポートする難消化性成分のことをいいます。主に食物繊維やオリゴ糖が該当します[1]

消化されずに腸に入ったフラクトオリゴ糖が腸内細菌によって発酵を受け、酢酸や短鎖脂肪酸などが作られます。そうすることで腸内は酸性に傾き、悪玉菌が生息しにくい環境となります。

腸は健康のバロメーターといわれるほど多くの役割を担っており、栄養素の吸収や免疫系のほとんどが腸に存在しているのです。腸内環境が整うことで栄養素の吸収や免疫系の活性化、便通や便の匂い改善などさまざまな効果が期待できます。

オリゴ糖15gを15日間摂取した研究によると、糞便中のビフィズス菌が優勢になったと報告されています[2]。腸内環境はそう簡単に変化させることが難しいといわれています。

フラクトオリゴ糖や食物繊維などを継続的に食べることがポイントです。

虫歯になりにくい

砂糖は虫歯菌のエサになりやすいといわれています。一方でフラクトオリゴ糖は虫歯菌のエサになりにくく、酸をつくりにくいことから虫歯になりにくいといわれています。

ただしフラクトオリゴ糖を摂っているからといって虫歯にならないわけではありません。日々のオーラルケアをしっかりおこなってくださいね。

フラクトオリゴ糖を含む食品

フラクトオリゴ糖は、

などに含まれています。

フラクトオリゴ糖をしっかり摂り入れたい場合は、シロップをオススメします。ヨーグルトにかけたり、お菓子や煮物などお砂糖の代わりに活用することで、ご紹介した嬉しい効果を期待できるのではないでしょうか。

ただし沢山摂りすぎると腹痛や膨満感などを起こす可能性があります。適切な量を摂り入れるようしましょう。

まとめ

フラクトオリゴ糖は腸内で嬉しい働きをしてくれそうですね。

今回ご紹介したフラクトオリゴ糖以外にも腸内環境を整える食品は沢山あります。偏って摂取するのではなく、さまざまな食品から食物繊維やオリゴ糖を摂り入れてくださいね。

参考文献

1. Gibson, G. R. (1998). Dietary modulation of the human gut microflora using prebiotics. British Journal of Nutrition, 80(S2), S209-S212.

2. Gibson, G. R., Beatty, E. R., Wang, X. I. N., & Cummings, J. H. (1995). Selective stimulation of bifidobacteria in the human colon by oligofructose and inulin. Gastroenterology, 108(4), 975-982.

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坂口 真由香 管理栄養士(寄稿)
坂口 真由香
管理栄養士(寄稿)

管理栄養士、日本糖尿病療養指導士、フードコーディネーター、サプリメントアドバイザー保有。大阪市内400床病院で6年間、献立作成や慢性期から急性期疾患の栄養管理に従事。糖尿病などの慢性疾患を対象に年間4,500件ほどの栄養相談・サポートを経験。

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