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プロテインの読みもの

プロテインにダニが繁殖!適切な保存方法を知ろう

前田 修平 グロング専属 鍼灸師
グロング専属 鍼灸師
最終更新日:2020.06.10

思い切ってプロテインを買ったはいいけれど、パッケージが大きくて場所をとるし、保存に適したスペースもない。「一体どこに保存すればいいの?」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

冷蔵庫の大きさや収納スペースには個人差がありますし、住環境によっても違いますよね。肉や魚、野菜などの生鮮食品の保存については十分気をつけているかもしれませんが、長期間保存がきいて日持ちしそうな食品はついついないがしろになりがちです。

プロテインもなんとなく長期間保存がききそうなイメージがあるかもしれません。とはいえ、決して安いものではありませんし、無駄にはしたくありませんよね。

今回はプロテインメーカーが考える「適切な保存方法」についてお伝えします。

常温?冷蔵庫?プロテインの適切な保存方法

プロテインの適切な保存方法

プロテインはドリンクタイプやエナジーバーなどの加工食品を除けば、基本的には粉末タイプの商品が中心です。密封されたパウチ容器であったり、円筒状のプラスチック容器に入っていたりします。

プロテインの保存は「開封後」が肝心です。一度パッケージを開封すると、空気に触れることにより、湿度や外気温の影響を受けます。プロテインの品質を保つための保存方法を以下にまとめました。

開封後はできるだけ早く飲み切る

賞味期限はあくまでも目安。保存状況により品質の状態は変化するので、早めの消費を心がけましょう。

蓋つきの密封保存容器に移し替える・密封する

目には見えにくい(見えない)微生物や細菌は、わずかな隙間からでも入り込みます。既存のパッケージのまま保管する場合は、必ずジッパーや蓋をしっかりと締めるようにしましょう。

できるだけリスクを減らすには、蓋つきの容器に移し替えるのがベター。内部の空気を抜いて、真空状態にできるものがおすすめです。

温度と湿度が低い場所に保存する

日本の梅雨から夏場のような「高温多湿」はプロテイン保存の大敵。保存棚やパントリー(食品庫)などを利用し、できるだけ直射日光を避け、温度と湿度の低い場所に保管しましょう。

冷蔵庫を利用する

高温多湿を避けるには、冷蔵庫での保管がより安心。「一人暮らしで冷蔵庫が小さい」「大家族で食品が多く、冷蔵庫のスペースに空きがない」などを除き、可能であれば積極的に冷蔵庫を利用しましょう。

安心できる冷蔵庫での保存ですが、以下の2点に注意しましょう。

一度冷蔵庫に入れたら常温には戻さない

一旦冷蔵庫に入れたものをまた常温保存に戻すことで、容器内の温度差が生まれ「結露」が発生しやすくなります。水分はプロテインの保存には適しませんので、一度冷蔵庫に入れたら、常温の室内には戻さないように気をつけましょう。

冷蔵庫から取り出すときは短時間で

上記と重複する部分ではありますが、冷蔵庫から取り出して長時間放置すると、結露が発生しやすくなります。必要分だけ取り出したら、速やかに冷蔵庫内に戻しましょう。

乾燥剤を入れる

食品用の乾燥剤を同封するのも効果的です。お菓子や保存食品を購入した際についているアレですね。再利用される方もいらっしゃるかもしれませんが、安全性や清潔性を考慮するなら、新品を購入したほうがよいでしょう。ドラッグストアや100円ショップなどで購入が可能です。

乾いたスプーンを利用する

プロテインを作る際は、水気のない乾燥したスプーンやさじを使いましょう。「清潔にしなくちゃ」と洗った後に水滴がついたままだと、プロテインに水分がついてしまいます。必ず水気を拭きとるなり、完全に乾燥させてから使用しましょう。

プロテインに付属されている専用のスプーンを捨てずに保管しておくと、普段使っているスプーンが乾燥していないときのスペアとして利用できるのでおすすめです。

場合によってはダニがわく場合も

プロテインにダニがわく

ホットケーキミックスやお好み焼き粉など、複数の栄養が混ざった「ミックス粉」は、保存状況によってはダニがわくことがあります。あまり想像したくはありませんが、気づかず飲んでしまうと腹痛や吐き気、アナフィラキシーショックなどの症状を引き起こすことがあります。

念のため、ダニ予防の知識を身につけておきましょう。

ダニが好む環境

暗くて潜れる深さがある場所

ダニは直射日光を嫌い、暗い場所を好みます。繁殖をする際に、卵を産みつける場所は十分な深さがあるところを選びます。

エサが豊富にあるところ

プロテインはタンパク質を主成分としますが、糖質やわずかな脂質も含まれています。ダニにとって栄養価の高いプロテインは絶好のエサになりますので、保存には注意が必要です。

湿度が60~80%の環境

ダニは湿度が高い(60~80%)環境を好みます。夏場は特にダニが発生しやすいシーズンです。開封後に常温で保存している方は特に注意が必要です。

温度が25度以上の暖かい環境

ダニが卵を産むのは25度以上の環境です。夏場はもちろんのこと、冬場でも暖房器具で室温を高めに設定している方は注意しましょう。

もしもダニがわいてしまったら

ダニの大きさは「0.3mm-1mm」程度と肉眼では見えにくいダニ。容器を開けて、振ってもいないのに粉末がカサカサと動くようであれば、ダニがわいている可能性があります。もしもダニがわいていることを見つけてしまったら、直ちに容器ごと処分しましょう。

気分が悪いし、少しもったいないですが身の安全には代えられません。「次からは保存に気をつけよう」と気を引き締めるきっかけだと思って、思い切って処分しましょう。

まとめ

プロテインは手軽にタンパク質を補給できるとても便利な食品ですが、保存方法には十分に注意したいところです。安全に安心して摂取するためにも、一度住まいの環境を見直しておくことが重要です。適切に保存すれば、品質は維持できますので、ご安心ください。

どの食品にもいえることですが、賞味期限はあくまで目安です。購入・開封後はできるだけ早く消費するように心がけましょう。なによりプロテインは、生命維持に大切なタンパク質を補えますから。

参考文献

青木淳一(1979)「食品にわくダニ類」『日本釀造協會雜誌』, 74(9), 604-608.

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前田 修平 グロング専属 鍼灸師
この記事を書いた人
グロング専属 鍼灸師

GronG TEAM GEAR(チームギア)所属の鍼灸師。鍼灸師、CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)保有。学生時代、自らの度重なるケガ・不調の経験から、質の高いケアができる施術家を志す。鍼灸・リハビリテーションのケア分野はもちろん、パーソナルトレーナー、フィットネスインストラクターとしても活動。これまでの臨床現場ではアスリートから運動経験のない方まで、さまざまな症例を述べ1万5000件以上担当。

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