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プロテインの読みもの

プロテインをお湯で溶かすのはダメなのか?

前田 修平 グロング専属 鍼灸師
グロング専属 鍼灸師
最終更新日:2020.10.31

自動販売機の文字って「あったか~い」ですよね。「あたたかい」ではないのです。なんだかほっこりした気持ちになりますよね。夏から秋へ季節が移ろうときには、あったか~い飲みものが飲みたくなります。

みなさんは、いつも飲んでいるプロテインが「あたたかければうれしいな」と思うことありませんか。とくにココア風味やミルクティー風味など、実在する「あたたかい飲みもの」のフレーバーだとすこし期待してしまいますよね。

今回は「プロテインをお湯で溶かすのってどうなの?」について解説します。

結論「あたたかいプロテインはOK」

プロテインをあたためる

結論から申し上げますと、あたたかいプロテインはOKです。

OKなのですが、よりおいしく自分好みに飲んでいただけるように、タンパク質の特性を知っておきましょう。

タンパク質は温度の影響を受ける「熱変性」と呼ばれる特徴を持っています。変性というとあまりよくないイメージかもしれませんね。ここでいう変性は「タンパク質の構造が変化する」ことを指します。栄養価においては、とくに変化は起こりません。

ここで加熱によるタンパク質変性の研究結果をご紹介します。乳清タンパク質の場合は「70度」の段階で変化が見られ、カゼインタンパク質の場合は「100度以上」に加熱しても変化は見られないことがわかっています[1]

また大豆タンパクの場合は、「100度」での加熱で最も粘性が高くなるとの見解が示されました[2]

つまりホエイプロテインの場合は、70度「アツアツのコーヒーくらい」の温度で変化する。カゼインやソイの場合は、「熱湯」で混ぜると変化すると覚えておきましょう。

お湯でプロテインを混ぜる際に注意したいこと

お湯でプロテインを混ぜる際にシェイカーを使うと、中の空気が密閉されます。熱による水蒸気で容器内の圧力が高まり、蓋が勢いよく外れてしまったり、内容液が溢れることがあるため注意しましょう。

あたたかいプロテインを飲みたい場合は、「溶かす→あたためる」の順でおこなうようにしましょう。

あたたかい飲み物で混ぜる場合は、スプーンやマドラーを使うか、水やお好みのドリンクで溶いた後に電子レンジであたためるのがポイントです。ただし固形化しやすくなるため、ダマになる可能性もあります。

まとめ

人の好みは千差万別。万人がおいしいと感じる食べ物・飲み物は存在しません。自分の好きなものを、好きなように食べたり飲んだりできるのが望ましいですよね。

「あたかいプロテインってどんな感じ?」と気になっている方は、興味本位でも構いません。まずは一度お試しされるのをオススメします。

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参考文献

1. 西川勲, 阿部宣明, & 斎藤健輔. (1966). 加熱による牛乳蛋白質の DEAE-セルロースカラムクロマトグラフィーにおける変化. 日本農芸化学会誌, 40(11), 414-420.

2. 添田孝彦. (1994). 大豆タンパク質の冷蔵ゲル化現象に関する研究 第 2 報 加熱による大豆タンパク質分子形態変化の検討. 日本食品工業学会誌, 41(10), 676-681.

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前田 修平 グロング専属 鍼灸師
この記事を書いた人
グロング専属 鍼灸師

GronG TEAM GEAR(チームギア)所属の鍼灸師。鍼灸師、CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)保有。学生時代、自らの度重なるケガ・不調の経験から、質の高いケアができる施術家を志す。鍼灸・リハビリテーションのケア分野はもちろん、パーソナルトレーナー、フィットネスインストラクターとしても活動。これまでの臨床現場ではアスリートから運動経験のない方まで、さまざまな症例を述べ1万5000件以上担当。

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